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治療の時期について

6~10歳(乳歯から永久歯にはえかわる頃)

「矯正治療は早い時期からがいい」とよくいわれますが、もっと細かくいうと「永久歯が生えそろう前」が治療の開始に最適な時期なのです。

抜歯を避けるために乳歯の時期から治療スタート

永久歯が生えそろう前、つまり乳歯の段階で検査や治療を始めると、この先の本格治療に向けて万全な準備ができるのです。永久歯が生えそろってから治療を始めると歯を動かすスペースを作るために抜歯が必要になることがあります。抜歯を避けるためには、自然にスペース作りの準備ができる乳歯段階での治療開始がベストというわけです。

あごの環境を整える早期治療

永久歯が正しく生えそろうようにあらかじめ土台を整える早期治療があります。舌のくせを正す装置やあごを広げる装置を使って、あらかじめあごの環境を整えておくのです。治療目標が達成できたら一度治療をストップし、永久歯が自然に生えそろうまで定期的な経過観察を行います。

永久歯が生え始める5歳くらいまでが矯正治療のスタートにもっとも適している時期です。あごの成長、あごの奥で眠る永久歯に問題があればそこで発見できます。

ちなみに、永久歯が生える時期には歯と歯の間に隙間ができます。これはあごがきちんと成長している証拠なので安心してください。逆にぴったりときれいに歯が並んでいるようでは問題です。

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13歳~(永久歯にはえかわってから)

永久歯が生えそろったら、矯正装置をつけて本格治療がスタートします。子供がぐんぐん成長する力を利用すればスピーディに矯正治療を進めることができます。「矯正治療は子供のうちに」といわれるのはこのためです。

歯とあごを同時に治療

生えそろったばかりの永久歯と同時にあごの骨も成長しているため、歯並びとあごの骨の両面から矯正治療を進めていくことができます。すると抜歯せずに矯正できる可能性も高まります。

早い段階で治療を始めるメリットとは

シンプルな治療ができる

子供には虫歯や歯周病の治療跡がほとんどありません。銀歯などの修復物がない分、大人に比べて矯正装置がつけやすいのです。

多感な時期に入る前に

思春期に入ると、他人からの見た目を気にする子供が増えてきます。歯並びや噛み合わせの悪さが気になり、口元を手で覆う子やあまり笑わなくなる子が出てくるのです。特におしゃれに敏感な女の子はその傾向が強くなっています。矯正治療を受けて歯の見た目をきれいにしておけば、心身共に明るく健康的な生活を送ることができるでしょう。

矯正治療は、単に歯並び・噛み合わせを正して機能改善を図るだけのものではありません。見た目が美しくなり、自然と笑顔に自信を持てるようになるのです。子供は「出っ歯」などと見た目の特徴をからかうことがよくあります。それで心を痛める子は少なくありません。早い時期に治療をスタートして、お子様の明るい笑顔を手に入れましょう!

いしかわ矯正歯科へのお問い合せはこちら 044-200-8374

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